【2022年最新】 ドローンの有名メーカー一覧|いま注目の空撮用ドローンの製品紹介
昨今の映像制作において、なくてはならない存在となっている空撮用ドローンですが、種類が豊富すぎるため、どのメーカーにすべきか悩むシーンも多いのではないでしょうか。
2022年現在においても、世界中でさまざまなドローンメーカーが登場し、熾烈なシェア争いが繰り広げられています。
今後もドローン業界に参入する企業がさらに増え、技術もますます発展していくことでしょう。
そこで今回は、空撮用ドローンに的を絞り、有名メーカーの一覧をまとめ、それぞれのおすすめ製品をご紹介します。
ドローンの種類について
空撮用ドローンのおすすめメーカーと製品をご紹介する前に、まずはドローンの種類について覚えておきましょう。現在販売されているドローンは、大きく分けると以下の3種類となります。
トイドローン(ホビードローン)
機体重量が200g未満で安価という特徴があり、価格が安くても十分に操縦を楽しめます。また、静止画の撮影と動画の撮影をともに楽しめる機体もありますので、ドローンデビューの第一歩として購入する方が多いです。
空撮用ドローン(ドローン)
機体重量が200g以上あり、国内で一般的に「ドローン」と呼ばれるタイプです。
機体登録制度や航空法を遵守する必要があるため、事前に飛行場所や飛行ルールの確認が必須となります。
産業・商業用ドローン
各界における人手不足問題の解決や災害活動に活用されているドローンです。
主に空からの農薬散布や、人が侵入できない危険エリアの撮影、点検や測量目的などで使用されます。過酷な環境下での飛行が想定されるため、その用途に合わせた構造となっているタイプです。
また、上記以外にも水中ドローンや軍事用ドローン、レーシングドローンなどの新しい種類も登場しています。
「無人航空機」のことを指すドローンですが、語源は「オスの蜂(drone)が羽ばたく音」からきています。
空撮用ドローンの主なメーカー一覧とおすすめ製品
ここからは、空撮用ドローンで有名なメーカーとおすすめ製品をご紹介していきます。
本記事では、ドローン業界の世界3大メーカー(DJI・Parrot・3DRobotics)を含む、空撮用ドローンのおすすめ4社をピックアップしました。
【中国】DJI(ディージェイアイ)
ドローンといえば「DJI」というほど、世界的に有名なメーカーです。
2012年に発売された『Phantom(ファントム)』シリーズを始め、よりコンパクトなモデルとして『Mavic(マビック)』、『Spark(スパーク)』シリーズが展開されています。
特徴としては、飛行の滑らかさと高性能なカメラ、赤外線センサーによる障害物の探知機能です。
DJIおすすめシリーズの製品情報
Phantom4 Pro | Mavic Pro | Spark | |
飛行時間 | 約30分 | 約27分 | 約16分 |
速度 | 約72km/h | 約65km/h | 約50km/h |
カメラ | 2,000万画素 | 1,235万画素 | 1,200万画素 |
動画 | 4K 60fps | 4K 60fps | FHD |
センサー検知 | 30m | 30m | 30m |
障害物検知 | 5方向 | 前方・下方 | フライトオート |
重量 | 1,388g | 734g | 300g |
サイズ (長さ×横×高さ) | 289.5×289.5×196 mm | 198×83×83 mm | 143×143×55 mm |
【フランス】Parrot(パロット)
ドローン初心者の方の1台目におすすめしたいのが、フランスのドローンメーカー「Parrot」です。特徴は、操作性と安全性を備えたオシャレなデザイン。
最新機種の『ANAFI(アナフィ)』は、180度チルトジンバル搭載で機体の真上も撮影できます。
『Bebop(ビーバップ)』は、爆発的にヒットした『AR.Drone』の進化版で、緊急停止機能や自動帰還機能などの安全面も強化されている、練習機におすすめの一台です。
Parrotおすすめシリーズの製品情報
ANAFI | Bebop | |
飛行時間 | 約25分 | 約11分 |
速度 | 約55km/h | 約65km/h |
カメラ | 2,100万画素 | 1,400万画素 |
動画 | 4K 30fps | フルHD |
障害物検知 | 180度チルト | 180度魚眼レンズ |
重量 | 320g | 390g |
サイズ (長さ×横×高さ) | 175×240×65 mm | 382×328×89 mm |
【アメリカ】3DRobotics(3Dロボティクス)
主に測量や点検などを行う建設業界で存在感を発揮することになり、世界3大メーカーとして地位を確立した「3DRobotics」。
有名なシリーズは、カメラアングルをキープしたままの動作や旋回、移動する被写体をカメラで捉えたまま自動追尾できる『Solo(ソロ)』です。
ダイナミックなパノラマ写真や映像の撮影も可能で、安定感のある自動飛行とカメラ操作を実現したモデルとなります。
DRoboticsおすすめシリーズの製品情報
SOLO | |
飛行時間 | 約25分 |
最大速度 | 約88km/h |
最大高度 | 約120m |
重量 | 1500g |
バッテリー | 4時間 |
【日本】株式会社ジーフォース(G-FORCE)
小型ドローンやラジコン、ラジコン用パーツを主に取扱い、コストパフォーマンスに優れている「株式会社ジーフォース(G-FORCE)」。初心者から上級者まで、幅広いユーザーに人気のメーカーです。
静止画4K、動画2Kでの撮影が可能な『SKYHIGH(スカイハイ)』シリーズ、GPSとビジョンセンサー搭載の『INGRESS BEYOND(イングレス・ビヨンド)』がおすすめのモデルです。
G-FORCEおすすめシリーズの製品情報
SKYHIGH | INGRESS BEYOND | |
飛行時間 | 約18分 | 約13分 |
カメラ | 3840×2160(JPG) | 2720×1530(JPG) |
動画 | 2048×1152(MP4) | 1920×1080(MP4) |
重量 | 185g | 196g |
サイズ (長さ×横×高さ) | 180×218×58 mm | 174×164×54 mm |
ドローンを購入する方法はいくつかありますが、初めての場合には、事前に情報を収集し、販売店で店員さんに聞く方法がおすすめです。知識や特徴、比較品などを分かりやすく教えてもらえますよ。
まとめ
本記事では、圧倒的な世界シェアを誇るメーカーと国産のおすすめメーカーのドローンをご紹介してきましたが、気になる製品は見つかりましたでしょうか?
現在、国産メーカーは産業用ドローンがメインとなっておりますので、今後の空撮用ドローンのを発展に期待したいです。
ドローンを購入する場合は、自分の操縦スキルがどの程度なのかをしっかり把握して、目的に合ったドローンを購入しましょう。