【2023年最新】初心者に推したいトイドローン!家庭用のおすすめモデル12選をご紹介します
近年の急速な普及により、以前より身近な存在となったドローン。産業用から娯楽用まで幅広い種類が存在しますが、家庭用の1台にはお子様と一緒に遊べる「トイドローン」がおすすめです。
本記事では、機体の選び方やおすすめモデルをご紹介します。初めてドローンを購入される方は、ぜひ本記事の内容をご参考にしていただけますと幸いです。
家庭用として購入するなら「トイドローン」がおすすめ
2022年6月に改正された航空法にて、ドローンをはじめとする無人航空機の「機体登録制度」が義務付けられました。
ドローンに関する規制が増えていくなか、気軽にドローンを楽しみたい方におすすめなのがトイドローンです。
機体重量が200g未満の機体はトイドローンと呼ばれ、法律上では玩具として扱われます。そのなかでも100g未満の機体は航空法などの規制対象外となるため、家庭用としてこの上ないタイプなのです。
※機体重量が100g未満のドローンであっても、規制対象となる法律やルールなどが存在しますので注意してください。
ドローンの機体登録制度については、以下の記事で詳しく解説しています。初めてドローンを購入される方は、ぜひこちらの内容も確認しておきましょう。
ドローンを飛行させる前に、「航空法」と「小型無人機等飛行禁止法」は最低限チェックしておきましょう。
トイドローンの選び方
機体重量が100g未満のモデルも数多く販売されているトイドローン。簡単な操作で動かせて、室内で遊べるモデルも多いため、お子様のオモチャとしても人気が高まっています。
とはいえ、モデルにより機能も多種多様であるため、購入時に戸惑ってしまう場合もあるかもしれません。ここでは、トイドローンの購入時に最低限チェックしておきたい4つのポイントを解説します。
機能性
数あるトイドローンの機能のなかでも、以下の3つは操作性を大きく左右します。好みの機能がある場合には、購入時にしっかりとチェックしておきましょう。
- 自動帰還機能:電波が途切れた場合、自動で離陸地点まで戻ってくる機能
- ホバリング機能:高度維持機能とも呼ばれる、一定の高度で機体の飛行を維持する機能
- FPV機能:一人称視点の映像を見ながら操作できる機能
操作性
モデルによって操作の難易度が異なるため、付属のコントローラーの使いやすさもチェックしておきましょう。
スマートフォンのアプリで操作できたり、ワンキー操作に対応している機体であれば、手元に戻す際も便利です。
また、ドローンには前後左右の向きがありますので、操縦者と機体の対面飛行では操作が反転します。
ドローンの向きを気にせずに、コントローラーで操作した方向どおりに動くヘッドレストモード機能を搭載したモデルもおすすめです。
安全性
プロペラの破損を防ぐプロペラガードや、プロペラが接触した際に自動で回転を止める緊急停止機能など、安全性を重視したモデルも人気です。購入時には、操作可能距離が飛行場所や用途に合うものであるかもチェックしておくと安心です。
技適マークの有無
電波法の違反にならないよう、「技適マーク」がついているかを必ず確認しましょう。技適マークとは、技術基準適合証明マークの略で、電波法で定められた技術基準をクリアしている証です。国内で販売されている機体には、必ず技適マークがついています。特に並行輸入やネット販売の製品を購入する際には、十分に気をつけましょう。
上記のチェックポイントと併せて、「空撮写真が撮りたい」「ドローンレースがしたい」など、購入する目的に合うモデルを選びましょう。
おすすめのトイドローン12選
ここからは、おすすめのトイドローン12選をご紹介します。各製品の特徴やスペックをまとめましたので、ぜひ購入時の参考としてお役立てください。
DJI 『Ryze Tech Tello』
プロペラガードが搭載されているため、初心者の方やお子様の練習用として、安心して遊べる重量約80gのドローンです。
カメラにはスマホ対応の電子式映像ブレ機能が搭載されているため、空撮時のブレも軽減できます。
また、スマホの画面をスワイプするだけで上下移動、回転、宙返りといったアクロバティックな操作が可能であり、操作不能になった場合の自動着陸機能など、安全面も万全です。
特徴
- プロペラガード搭載
- FPV機能
- ホバリング機能
- 宙返りなどアクション操作可能
- 電子式映像ブレ補正機能「EIS」搭載
- ビジュアルプログラミングツール「Scratch」対応
製品情報
メーカー | DJI |
サイズ | 9.2 x 9.8 x 4.1 cm |
重量 | 81.6g |
最大飛行距離 | 100m |
スマホ対応 | あり |
DJI 『Mini 2』
重量199gのジンバルと4Kカメラ搭載のドローンです。折りたたみ対応のコンパクトなモデルで、最大18分のフライトと4K動画の撮影が可能。
3軸ジンバルにより、方向転換時に機体を激しく動かしても滑らかな映像を撮影できます。
小型の機体でありながらも、風圧抵抗を備えているため、屋外での飛行も安定的です。
特徴
- 折りたたみ可能
- プロペラガード搭載
- FPV機能
- ホバリング機能
- ジンバル搭載
- 4Kカメラ搭載
製品情報
メーカー | DJI |
サイズ | 15.9 x 20.2 x 5.5 cm |
重量 | 199g |
最大飛行距離 | 10000m |
スマホ対応 | あり |
GFORCE 『LEGGERO GB181』
コンパクトに収納できるフォルダブル構造を採用し、フロントには高性能な4K/2Kカメラを搭載した重量60gのドローンです。
静止画は800万画素、動画は200万画素で撮影できます。チルト回転で向きをフレキシブルに調節できるため、さまざまな角度から空撮が可能です。
また、機体の底部に搭載したボトムカメラとセンサーにより、映像のズレを検知して自動制御できます。
特徴
- 折りたたみ可能
- フォルダブル構造
- プロペラガード搭載
- ホバリング機能
- ジンバル搭載
- 4K/2Kカメラ搭載
製品情報
メーカー | GFORCE |
サイズ | 10.2 x 13.6 x 6.4 cm |
重量 | 60g |
最大飛行距離 | 20m |
GFORCE 『LUCIDA GB120』
重量約34g、フルHDカメラ搭載の小型ドローンです。フォルダブル構造を採用し、コンパクトな収納を実現。
機体の底部に搭載したカメラにより、映像のズレを検知して自動制御できます。
スマホやタブレットとWi-Fi接続すれば、専用アプリからモニターとして使えるのも便利です。
特徴
- 折りたたみ可能
- フォルダブル構造
- プロペラガード搭載
- ホバリング機能
- フルHDカメラ搭載
製品情報
メーカー | GFORCE |
サイズ | 5.6 x 7.6 x 2.9 cm |
重量 | 34g |
最大飛行距離 | 35m |
スマホ対応 | あり |
GFORCE 『Ghost-Eye GB200』
スタイリッシュでミリタリーライクのフォルムが魅力的な、ヘリコプタータイプのドローンです。
フルHDカメラ搭載で、スマホやタブレットとWi-Fi接続すれば、専用アプリから撮影やライブ映像が楽しめます。
離着陸がボタン一つでできる自動ホバリング機能を搭載。ホバリング中に高度を制御する気圧センサ、傾きを制御するジャイロセンサに加え、映像のズレを検知して位置を制御する映像センサも搭載されています。
特徴
- ホバリング機能
- 気圧センサ
- ジャイロセンサ
- 映像センサ
- フルHDカメラ搭載
製品情報
メーカー | GFORCE |
サイズ | 23.2 x 4.2 x 7.0 cm |
重量 | 80g |
最大飛行距離 | 80m〜100m |
スマホ対応 | あり |
Holy Stone 『HS210』
重量21gのカメラつきドローンです。最新の6軸ジャイロ飛行制御システムを搭載し、安定性抜群。
機体がどこを向いていても操縦者目線で飛ばせるヘッドレスモードや、気圧センサーによる高度維持機能により、誰でも簡単にホバリングが行えます。
360°抗衝撃デザインで、家具や壁にぶつかっても安心。バッテリーが3個付属しているのもうれしいポイントです。
特徴
- ホバリング機能
- 気圧センサ
- ジャイロ飛行制御システム
- ヘッドレスモード
- 手投げテイクオフモード
- 360°抗衝撃デザイン
製品情報
メーカー | Holy Stone |
サイズ | 8.0 x 8.0 x 4.8 cm |
重量 | 21.8g |
Holy Stone 『HS420』
空中に投げると自動的に起動して飛行する室内用ドローン。アプリの体感操作モードにより、スマホを傾ける角度に合わせて機体が動くのが特徴で、難しいコントローラーの操縦が不要です。
高速旋回モードやホバリングモードなど、自動操縦モードも充実。また、スマホの画面に描いたラインをトレースして自動飛行するジェスチャー撮影も魅力的です。
特徴
- ホバリング機能
- 高速旋回モード
- 自動操縦モード
- 手投げテイクオフモード
- ジェスチャー撮影
製品情報
メーカー | Holy Stone |
サイズ | 8.0 x 9.0 x 3.4 cm |
重量 | 31g |
Holy Stone 『HS450B』
1台の機体でも対戦を体験できる対戦送信機付属のドローンです。対戦送信機から出る赤外線でドローンを狙うと、攻撃が当たった判定となり、攻撃が4回当たると機体が停止します。
手で機体を約30度傾けて投げると2mほど飛行して手元に戻ってくる、ブーメランモードも搭載。全保護のプロペラガードや緊急停止機能などもあり、お子様でも安心して楽しめます。
特徴
- ホバリング機能
- 3Dフリップモード
- 高速旋回モード
- 自動操縦モード
- ヘッドレスモード
- ブーメランモード
- ワンキー機能
製品情報
メーカー | Holy Stone |
サイズ | 8.9L x 8.3W x 3.9H cm |
重量 | 35g |
最大飛行距離 | 50m |
Holy Stone 『HT30』
扇風機や換気扇のような形が特徴的なドローンです。正方形の形をした機体で、プロペラが内部にある安全な仕様になっています。
空中に投げると自動で飛行する機能やホバリングモード、高速旋回モード、3Dフリップモード、ワンキー機能など、多機能で操作しやすいモデルです。
前方にはLEDライトが搭載されているため、暗い部屋でも遊べます。
特徴
- ホバリング機能
- 3Dフリップモード
- 高速旋回モード
- ヘッドレスモード
- ワンキー機能
- 手投げテイクオフモード
製品情報
メーカー | Holy Stone |
サイズ | 10.5 x 9.0 x 3.5 cm |
重量 | 41g |
最大飛行距離 | 40m |
Holy Stone 『D23』
プロペラガードがLEDライトで光る仕様となっていて、送信機から発光パターンを変更できるため、暗い部屋でもさまざまな表情のドローンが楽しめます。
素材はABS樹脂を採用し、衝突をできるだけ軽減。カメラが搭載されていて、FPVにも対応しているので、スマホからライブ映像を確認できます。
ドローンを空中に投げると自動で手元に戻ってくるブーメラン機能、飛行スピードを調節できる機能も搭載されていて便利です。
特徴
- ホバリング機能
- 3Dフリップモード
- ブーメランモード
- FPV機能搭載
- ジェスチャー撮影
- ワンキー機能
製品情報
メーカー | Holy Stone |
サイズ | 13.3L x 12.4W x 3.6H cm |
重量 | 53g |
最大飛行距離 | 50m〜80m |
スマホ対応 | あり |
Kyosho 『Egg LIVE STYLE Type-300HD TS050』
最新機能を搭載したハイスペックな室内専用ドローンです。
カメラは100万画素・720HD/フレームレート25fpsで撮影でき、スマホやタブレットの専用アプリからライブ映像も楽しめます。
トイドローンでは初となる、空中で“ビシッ”と止まるオプティカルフローセンサーを搭載。
安定飛行ができる6軸ジャイロ飛行制御システムや、ボタン一つで自動着陸できるオートホバリング機能など、うれしい機能が満載です。
特徴
- 室内専用
- オプティカルフローセンサー
- オートホバリング機能
- ジャイロ飛行制御システム
製品情報
メーカー | Kyosho |
サイズ | 10.3 x 10.5 x 3.0 cm |
重量 | 31.5g |
最大飛行距離 | 30m |
スマホ対応 | あり |
Potensic 『A20W』
720Pカメラで映像を見ながら操縦でき、VRゴーグルにも対応しているため、臨場感あふれる体験が可能です。
気圧センサーや自動離着陸、ホバリング、3段階速度調整機能も搭載。
低電圧・有効距離外アラームもあり、機体や送信機の電池残量が不足している場合や、機体を有効距離外で操作した場合に警告されるため、ドローンの損傷や紛失を防げます。
特徴
- プロペラガード搭載
- FPV機能
- VRゴーグル対応
- ホバリング機能
- ワンキー機能
- 低電圧・有効距離外アラーム機能
- ヘッドレスモード
- 3段階速度調整機能
製品情報
メーカー | Potensic |
サイズ | 10.4 x 14.9 x 16.5 cm |
重量 | 200g以下 |
スマホ対応 | あり |
使用用途と予算、好みの製品タイプに応じて、必要な機能とスペックを絞っていきましょう。
まとめ
家庭用ドローンとして、おすすめのトイドローンをご紹介してきましたが、お気に入りのモデルは見つかりましたでしょうか。
たとえ趣味や遊びでも、ドローンを楽しむためには、規制やルールを必ず守って安全に使用することが重要です。
初めてドローンを購入される場合には、機体の操作方法と併せて、関連法規の知識も学んでおきましょう。